「一番任せて安心な部門」。広報担当のいない会社に、広報の機能をつくる
- 事業概要:関西で5店舗を展開するジュニアスポーツ特化型トレーニング「Athlete Works」の運営
- ご利用サービス:広報PRリテイナー
- 主な支援内容:広報戦略策定 / プレスリリース・ニュースレター制作 / メディアプロモート / 取材企画 / 経営者向けイベント支援
- 目的:認知拡大・ブランディング
- 成果:朝日新聞・毎日新聞などへの掲載、PR TIMESで5,000PVを超えたプレスリリースなど、発信の土台を構築。初の経営者向けイベントを開催し、申込54名・参加48名を集め、満足度4.71の高評価を獲得
株式会社Athlete Worksは、スポーツに取り組む子どもたちが、ケガを防ぎながら自分の可能性を発揮できる環境づくりを目指し、ジュニア世代へのトレーニング指導を中心に、関西で5店舗を展開しています。保護者支援、トレーナー育成、医療機関や自治体との連携、地域イベントなどへと、活動の幅も広げています。
ハッピーPRは同社の広報PRリテイナー支援として、広報戦略の策定から、プレスリリースやニュースレターの制作・配信、取材企画、経営者向けイベントの企画運営までを担当しました。代表の徳丸博之氏に、支援を依頼した背景から成果、そしてこれからの期待までを伺いました。
広報の必要性は分かっていた。でも、担える人がいなかった
実は私自身、アスリートワークスとは別の会社を20年ほど経営してきた中で、大阪産業創造館のセミナーでプレスリリースを学び、自分で書いてメディアに送ったり、記者さんのリストを集めたりした経験があります。ですから、広報の必要性は分かっていました。
一方で、とにかく手間がかかること、そして記者さんとの関係は一度きりではなく、継続してこそ意味があるということも身をもって知っていました。経営者団体での活動でも、会の存在を知っていただくためにはプレスリリースが必要だという話になり、メディアや広報戦略の重要性を改めて感じていました。
ただ、それは一人でできることではありませんし、社内に担えるメンバーもいない。少人数で運営する中で、アスリートワークスのことをどう知っていただくかについては、リソース不足を否めませんでした。
最初に期待していたのは、まず認知していただくこと、そして店舗集客につなげることです。会員獲得のための広告は出していますが、極端に言えば、広告費を抑えながら、それを補えるようなブランディングにつながればという思いがありました。

事業の整理から始まり、毎月発信し続ける土台ができた
支援は、いきなり「次のプレスリリースを何にするか」から始まりませんでした。まずアスリートワークスが今どんな事業を行い、将来どこを目指しているのかを整理し、その上で広報のミッション、届けたい相手、発信テーマ、年間計画へと落とし込んでいただきました。
私たちの活動は、子どもと保護者、トレーナー、学校や自治体、地域の企業、投資家など、関係する相手が幅広いのが特徴です。その相手を整理して示してもらいました。
支援期間中は、プレスリリース、取材企画、ニュースレターなど、メディア向け情報発信を行っていただきました。アスリートワークスとして朝日新聞と毎日新聞に、また私たちが関わる一般社団法人アスリートサポートジャパンの活動も毎日新聞に取り上げていただくなど、メディア露出につながっています。ニュースレターをきっかけに、毎日新聞の取材につながったこともありました。
アスリートワークス卒業生によるセンバツ高校野球出場に関するプレスリリースは、5,000PVを超えました。開幕時期に合わせて出したことで、関心が高まる時期に多くの方へ届けられたのだと思います。
どの取り組みが一番印象に残っているかと聞かれると迷ってしまうくらい、常に一緒に動いてもらっていました。
一度は見送ったトークイベントを、満足度4.71点の場に
2026年1月には、著名な登壇者のお二人をお迎えした経営者向けのトークイベントを、一緒に企画・運営していただきました。実は前年にも同じようなトークイベントを計画したのですが、集客がかなわず開催を見送った経緯があります。今回はその仕切り直しでした。
まず目指したのは、しっかり集客して、滞りなく運営することです。私や登壇者の方々のネットワークを生かした紹介中心の集客で、申込は54名、当日の参加者は48名。アンケートの満足度は平均4.71点でした。参加された方からは「地方創生の自立モデルとして素晴らしい」「勇気をもらえた」といった、私たちの理念に共感する声を多くいただきました。
48名の参加で、10件以上から見学希望や協賛への関心といった回答があったのはすごいことだと思っています。数字としての成果はこれからですが、その後も関係が続いている会社が数社あります。
終了後にはハッピーPRさんが振り返りをまとめてくださり、次に開催するときに、目的やターゲット、KPIをどこに置くかを考える材料になりました。

外からは「広報部」、内からは「一番任せて安心な部門」
社内外から見て、「アスリートワークスには広報部がある」という景色にはなってきていると思います。ブランディングに関わるチームが、きちんと機能しているように見えているのではないでしょうか。
私自身は、社員でも業務委託でも、関わってくれる人を同じ立ち位置で見るところがあるんです。その視点で言うと、ハッピーPRさんは、店舗や事業計画がある中で、一番任せていて安心な部門のような感覚です。
なぜかというと、自分たちの担当の仕事をただこなすだけではなく、全社のことを考えたうえで「誰を巻き込んだらいいか」を踏まえて、「誰にアクセスしたらいいですか」「どうされますか」といつも聞いてくれるからです。広報の面でも、こちらの意見に合わせるだけでなく、「この情報は誰に届けるべきか」「このタイミングで出す意味は何か」「プレスリリース以外の方法が適していないか」と問い直してもらえました。そうしたことができる社員は、スタートアップではまだ多くありません。だからこそ、ありがたいと思っています。
「これは本当にすごいことになった」を、次のステージで
正直に言えば、掲載された記事から会員獲得につながったという手応えは、まだ多くはありません。過去にテレビ取材を受けたときのような大きな反響には、まだ至っていないのが実感です。現場の感度にも課題があります。先日も、卒業生が中学ラグビーの全国大会で優勝したという知らせを社内で共有してくれたメンバーがいたのですが、「良かったね」で終わってしまう。本当は、それを横断幕にする、すぐにInstagramで発信する、保護者の方にインタビューの許可をもらう、といった発想につながってほしいんです。
こちらの事業のステージもあると思いますが、そこに伴走していただいて、「これは本当にすごいことになったな」と思えるものを一緒につくっていけたらと思っています。
私たち自身も力をつけながら、節目ごとに進捗を共有し、必要なときには相談できる関係を続けていきたいと考えています。

主な掲載
| 掲載日 | タイトル | 掲載媒体 |
|---|---|---|
| 2025年9月15日 | 50歳で天命を知った元球児、けがせぬ体を トレーニング会社つくる(アスリートワークス) | 朝日新聞 |
| 2026年2月1日 | 練習試合で野球勘磨く 中3生が交流「いい刺激」 堺 /大阪(アスリートワークス) | 毎日新聞 |
| 2026年3月19日 | 堺市の「部活動地域移行」 「教えたい」に応える改革 外部団体通じ教員派遣 従来の指導維持 /大阪(一般社団法人アスリートサポートジャパン) | 毎日新聞 |
企業情報
名称:株式会社Athlete Works
代表:代表取締役 徳丸 博之
所在地:大阪府
設立:2019年5月7日
事業内容:ジュニアアスリート特化型トレーニングジム「AthleteWorks」の運営
従業員規模:10〜30名(2026年10月時点)
コーポレートサイト:https://corp.athleteworks.co.jp/
サービスサイト:https://athleteworks.co.jp/
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